歯科口腔外科
1親知らずの抜歯
骨の中に埋もれているなど困難な親知らずの抜歯は、専門スタッフが担当させていただきます。
2腫瘍(口内のできもの)
お口の中にも腫瘍が出来ることがあります。このできものは、舌・唇・歯ぐき・頬・あごなど様々なところにできます。良性の場合もありますが、舌癌、歯肉癌といった舌や歯ぐきにできる悪性腫瘍の場合もあるため、再検査が必要かなど不安に感じられていることを解決します。
3全身の管理
全身疾患に関連する薬(血液をサラサラにするお薬など)を服用されている患者様の歯科治療や、一般の歯科医院では治療が困難な歯科治療を行います。
4顎関節症
お口を開けた際にあごが「ポキポキ・カクカク」と鳴る、お口が開きにくい、あごが痛いなどの顎関節症状の治療を行います。
親知らず
親知らずとは、一番手前の前歯から数えて8番目の歯であり、最も奥にある歯のことを言い、第三大臼歯や智歯と言います。
親知らずの有無、できる時期、生える時期には人によって個人差があり、必ず4本すべてが生えてくるわけでもありません。親知らずが元々ない、埋まっている、真横や傾いて生えている、大きさなども様々で、これの原因としては人類が進化する過程で親知らずが退化傾向になったことにより、親知らずの存在の有無や生える場所、大きさなどが人によって異なるようになったと考えられます。
親知らずからなる疾患
以下のような状態の場合は、抜歯を行わなければなりません。親知らずはこの名前の通り、親が知らない歯ということから「親知らず」という名前が付きました。気づいた時には生えていて、気づいた時にはむし歯になっていたというケースも多々ありますので、お早めにご相談ください。
智歯周囲炎
親知らずが曲がって生え、また歯肉の一部がかぶっているなどの場合、歯磨きがしにくいため汚れが溜まりやすくなり、炎症を起こしやすくなります。こういった状態を智歯周囲炎と言います。周りの歯肉の腫れや炎症は、広がるとお口が開きにくくなる場合があります。
むし歯
智歯周囲炎と同様、歯磨きがしにくく、親知らずにむし歯ができたり、親知らずと手前の歯との間にむし歯ができる場合があります。
歯並びの不正
親知らずが真横に生えたことで手前の歯を押して、歯並びが悪くなってしまう場合があります。しかし、全ての親知らずが歯並びに影響を与えるわけではなく、矯正治療の際に親知らずを使用する場合もあります。
顎関節症
あごの不調を和らげる
- お口を開ける時あごやこめかみが痛む
- 大きくお口が開かない
- あごを動かすとポキポキと音が鳴る
あごの関節が鳴る、お口が大きく開かないなどの症状が出る顎関節症は、生活習慣やストレス、外傷などが要因であると言われています。
あごの不調は、放っておくとあごの関節が変形したり、外科手術が必要になる場合があります。
少しでもおかしいと感じた場合は自己判断せず、歯科医院で診察を受けた上で、適切な治療を受けましょう。